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ルレナバケ直通
おサルきまぐれ日記

 


ルレナバケ手作り自然民芸品のお店


 この部屋では、ルレナバケの町から少し飛び出して、多様な自然と文化を持ついろんな土地の紹介をします。
 みなさんが遠足に出るときに、これらの情報が少〜しでも役に立ったらとっても嬉しいです。

ラパス

 ラパスは、ボリビアの行政上の首都です。(立法上の首都は、スクレ)

 町自体、標高約3,700mの高さにあり、周辺を5、6千m級のアンデス山脈に四方八方を囲まれています。アルティプラノAltiplano(高山地帯)に行くときは、高山病に気をつけましょう。特に、エルアルト空港は、ラパスの町より高く、約4千mの所にあるので、飛行機を降りる2時間ほど前に頭痛薬等をあらかじめ飲んでおくことをおすすめします。ちなみに、空港には酸素ボンベが置いてあります。あと、コカ茶は高山病に効きます。 → コカについて

ラパス近郊のティワナク遺跡は、インカ文明より古く、6世紀頃から12世紀頃まで続いたティワナク文明のものだとか(写真右)。規模は大きくないけど、ラパスから半日で行って帰れるので、足を伸ばしてみてはどうですか?

 ボリビアとペルーの国境をまたいだチチカカ湖Lago Titicacaへは、ラパスから車で3時間の所にあるコパカバーナCopacabanaという湖畔の町へ行くのが一般的。町からは、船で2〜3時間の所に浮かぶ「太陽の島 La Isla del Sol」と「月の島 La Isla de la Luna」を訪れるツアーが出ていて、冷たい風ときつい日差しのもと魚釣りや穀物を育てて暮らすアイマラ民族の生活や、先インカ文明の遺跡が見られます。

 ラパスでの夜は、ペーニャ(伝統的ライブハウス)へ。フォルクローレ音楽や踊りが楽しめます。

思い出アルバム〜ラパス編〜
思い出アルバム〜チチカカ湖編〜

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ウユニ塩湖

 世界に唯一の塩の湖。真ーーっ白い塩の絨毯が地平線どこまでも続く景色は絶景で、別世界にいるような心地にさせられます。ボリビア最大の観光地で、ツアーではフラミンゴやビクーニャ(高山のシカ?)と出会えたり、塩でできたホテルを見学したりもできます。ただし、この塩のホテルは、環境保護のため、現在では宿泊施設としての使用は禁止されています。

 塩湖へはウユニの町からいくつもツアーが出ており、一人20ドル/日程度で、日帰り、一泊二日、二泊三日、三泊四日のツアーが選べます。(ラグナベルデからチリへ国境越えすることも可。)

 ウユニの町へは、ポトシからバスか、オルローから電車で行けます。電車はバスよりはるかに快適ですが、便が少ないのでチケットが買いにくいかもしれません。

 乾期の4月〜10月が観光オススメシーズンですが、6月〜8月は気温が零下になる厳しい寒さなので、特に夜の寒さをしのげる服装を持参すること。11月〜3月は雨期なので、場合によっては雨で進入禁止になる箇所があります。ですが、じつはその雨期には塩の絨毯の表面に水が溜まり、乾期とは違った美しい景色が臨めるとか。

思い出アルバム〜ウユニ編〜

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オルローのカーニバル

 カーニバルというのは、南米では二月〜三月のうちの一週間に毎年ある大きなお祭りです。

 その中でも、ボリビアのオルローという町でのカーニバルは、リオデジャネイロ(ブラジル)のカーニバルに匹敵する(?)大きなお祭りで、その時期には、この小さな町がさまざまな踊りグループのパレードと、それを国内外から見に来た見物者で溢れかえります。その期間、寒いオルローでなぜか水かけ合戦が繰り広げられるのにはちょっと辟易しますが、きらびやかな衣装や仮面をつけた男女さまざまな踊りは必見です。

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スクレ

 スクレはボリビアの憲法上の首都。ラパスほど標高の高くないこの町は、一年を通して温暖な気候で、過ごしやすい土地です。スペイン植民地時代の名残で、この町の建物はほぼ全てが真っ白に塗られており、教会も多く、まるでヨーロッパ(スペイン南部)のような風景が見られます。

 また、スクレからバスで二時間ほど行ったところにあるタラブコという村は、伝統織物で有名で、毎週日曜日には織物民芸品の市が出ます。

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サンタクルス

 ボリビア東部のサンタクルスは、商業地であり、これと言った観光地は少ないのですが、関心がある人には訪問したらおもしろいだろう場所がいくつかあります。

 例えば、サンタクルス市内から車で2,3時間離れた所にある日本人の移住地オキナワやサンファンは、日本の戦後の移住計画によって拓かれた町で、日系3,4世が住んでいて、その生活が垣間見られます。
 また、先インカ文明の遺跡が公園になっているサマイパタという町も、サンタクルス郊外にあります。

 カストロとともにキューバ革命に貢献した、アルゼンチン出身のチェ・ゲバラが1967年に軍に捕まり、最期を遂げたイゲラ村もこのサンタクルス市から車で6時間ほどの所にあり、ゲバラ博物館まであるので、マニア(?)にはたまらないんではないでしょうか? → 詳しくはこちら(英語、スペイン語)

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