土地紹介 【ボリビアのアマゾン〜私たちが住む町・ルレナバケ】

RURRENABAQUE - AMAZONIA OF BOLIVIA -

ルレナバケは、ボリビアのアマゾンの入り口にあたる町で、ゆったりと流れる川と緑の山々に囲まれた常夏のジャングルの麓にあります。標高3800mの高山都市ラパスからは、セスナ機で1時間、陸路ならバスで崖道を18時間下った所にあります。ジャングルの麓にあるルレナバケは、年中蒸し暑い町で、地元の人たちはみんな、川で泳いだり、魚釣りをしたり、山に登ったり、毎日自然にたっぷり触れて暮らしています。山と川がある村、というのは、日本人にとっても親しみを覚える風景かもしれませんネ。

ところで、この土地にルレナバケという町ができる前は、タカナ、チマネ、モセテネ、エスエハと呼ばれる先住部族の人たちが自然と共生していましたが、つい数十年前にアルティプラノ(高山地帯)の方からたくさんの国内移民が土地と豊かな自然を求めて移り住んできました。今ではこうした国内移民たちの集落の方がたくさんできて、さらにジャングル地域がマディディ国立公園とピロン・ラハス環境保護区として指定されてからは世界中から観光客も多く訪れるようになり、もともと住んでいた部族の人たちはよりジャングルの奥地への移動を余儀なくされたりして、残念ながら以前より窮屈な生活をしなければならなくなりました。

しかし、現在ではそれぞれの部族の伝統文化と生活と自然環境を守るための活動もいろいろ行われています。ジャングルの自然素材を使った民芸品づくりは、住民たちにとって、自分たちの文化や生活、自然環境を守る方法のひとつになっています。

ルレナバケの詳しい情報はコチラ→ monito bonito

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